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婚約指輪を贈るのはなぜ?こめられた意味と由来

婚約指輪
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薬指にキラリと光る、ダイヤモンドの婚約指輪。それは、世界にたった一人、運命の人から愛の誓いとともに贈られる永遠の幸福の象徴です。
このコラムでは、婚約指輪=エンゲージリングの由来や意味についてご紹介します。

「婚約指輪(エンゲージリング)」とはどんなもの?

婚約指輪を贈る意味と由来

婚約の際に新郎側から新婦側に指輪を贈る歴史は、古代ローマ時代にまで遡ると考えられています。素材は、初期には鉄製、その後、金の指輪が登場するようになりました。

婚約指輪にダイヤモンドが用いられるようになったのは15世紀の頃。
歴史に残る最初のダイヤモンドの婚約指輪は、ハプスブルグ家の王子、マキシミリアン大公(後の神聖ローマ皇帝)が、ブルゴーニュ公シャルルの娘マリーに贈ったもの。
希少性が高く、また、傷ついたり壊れたりすることがない強さ(硬さ)をもち永遠に輝き続けるダイヤモンドは、王侯貴族にとって富や権力の象徴であると同時に、愛の証として最もふさわしい宝石だったのでしょう。

西洋でも日本でも、古くから結婚が決まった際に新郎側から新婦側に品物やお金を贈る習慣がありました。
日本では現在も結納品や「帯地料」「小袖料」という名目の結納金を納める場合もあるようです。

婚約指輪も元々は、価値のある品物として新郎の家から花嫁の家に贈られたもの。それが、時代とともに意味合いが変化し、現在は、「結婚してください」「これからの人生を一緒に歩みましょう」という思いを込めて、男性から女性に贈られるものになりました。

婚約指輪と結婚指輪の違い

婚約指輪、結婚指輪に決まりはありません。
ですが一般的には、「プロポーズや結納、婚約式の際に男性が女性に贈るダイヤモンドリング」が婚約指輪、「結婚式の際に新郎新婦が交換するプラチナやゴールドのシンプルなリング」が結婚指輪、というパターンが多いようです。

結婚後も楽しめる、ジュエリーとしての婚約指輪

婚約指輪の典型的なスタイルといえば、ダイヤモンドが一粒、センターに輝くソリティアリング。
贈られた瞬間から花嫁の薬指でキラキラと輝きを放ち、運命の人と出会えた喜び、これからの新しい日々への期待で気持ちを満たしてくれます。

CAFERINGではよく「婚約指輪を毎日つけて出かけていいの?」「結婚後、婚約指輪をつける機会があまりない気がする……」といったお問い合わせやご相談を受けますが、パーティなどの特別な場面だけでなく、毎日のさまざまな場面で、どんどんつけることをおすすめしています。
日常づかいしやすいデザインの婚約指輪も多数取り揃えていますので、ぜひご相談ください。

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もっと知りたい、婚約指輪のこと

左手の薬指につけるのはなぜ?

婚約指輪を左手の薬指につける理由については、いくつかの説があるようです。

一つは、古代ギリシア時代の、人間の感情を司る心臓と左手の薬指が太い特別な血管で繋がっていて、左手薬指に指輪をつけることで、愛する女性の心を繋ぎとめられると考えられていたことに由来するという説。
さらにヨーロッパでは10本の指それぞれに意味があり、左手の薬指は「愛」や「絆」をあらわす指であるから、という説もあります。

しかし、必ず左手の薬指につけなければいけない、という決まりはありません。
特に左利きの方は、よく使う左手に指輪をつけていることが負担になるようでしたら、右手につけるのも良いでしょう。何よりも大切なのは、おふたりのお互いを愛する気持ち。どの指につけるかは、おふたりのルールで良いのです。

おふたりにとって愛の証でさえあれば、自由に自分らしく婚約指輪を楽しむことをCAFERINGではおすすめしています。

結婚式では婚約指輪は外すもの?

指輪(結婚指輪)の交換のセレモニーがある結婚式では、婚約指輪は外したり、別の指につけたりして、左手薬指は結婚指輪のためにあけておくようにアドバイスする式場が多いようです。

教会や神社などでの宗教的な儀式の場合は決まりに従うべきですが、セレモニーの内容を相談できる式場であれば、「結婚指輪は重ねるのはこの指ですよ」という目印を兼ねて、左手薬指に婚約指輪をつけて結婚式に臨むのも素敵なことかもしれません。

CAFERINGウエディングリングの多くは、結婚指輪の上に婚約指輪を重ねづけできるようにデザインされているので、指輪の交換の際に婚約指輪をつけていると、重なりが逆になってしまう場合があります。 その場合は婚約指輪は外して指輪の交換のセレモニーに臨むか、セレモニーの後で上下をつけ替えることをおすすめします。

また、結婚式では婚約指輪を外して結婚指輪だけ、という場合も、披露宴では華やかなお披露目の席に合わせて、婚約指輪を重ねて輝きを添えると良いでしょう。

婚約指輪の定番は、なぜプラチナ&ダイヤモンドなの?

CAFERINGでは婚約指輪に、プラチナ素材のダイヤモンドリングをおすすめしています。
それは、プラチナがゴールドに比べて純度が高く、混じりけのない純粋な気持ちを象徴するのにふさわしい素材だから。

またプラチナは、希少性が高く、永遠の愛を誓う特別な指輪にふさわしい素材でもあります。
さらに化学的に安定していて変質や変色の心配がないことや、ダイヤモンドをしっかりと留める耐久性という見地からも、プラチナはこれからの幸福な人生で長くずっと身につける婚約指輪に適した素材と言えるでしょう。

そして、数ある宝石の中でも最も強くて硬いダイヤモンドは、強い愛と絆の象徴に最適です。
はるか人類の誕生するずっと昔の紀元前16億年〜7000年に地底深くのマグマの変動により生まれ、長い時間をかけて結晶化した奇跡の一粒を、地球上の76億人の中からたった一人の、運命の人と出会えた奇跡に重ねて、婚約指輪として身につけましょう。

CAFERINGの婚約指輪はプラチナの爪の形を丸型にしており、面積の少ない点で留めることでダイヤモンドの輝きを最大限に引き立てる独自のセッティングを採用し、プラチナとダイヤモンドのマリアージュで、おふたりの愛の証を永遠に輝かせます。

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婚約指輪の相場・平均予算は?

ダイヤモンドの婚約指輪は決して安いものではありませんが、結婚後も30年、50年と、毎日のようにずっとつけ続けられることを思えば、数シーズンでトレンドの変化とともに着なくなってしまう服や靴よりも、ずっとコストパフォーマンスが良いかもしれません。

結婚情報誌ゼクシィの結婚トレンド調査2019によると、全国の婚約指輪の購入費用の平均は36.8万円。婚約指輪はこの先の長い人生の中で年齢を重ねてもずっと身につけるものですので、少し背伸びして、ワンランク上のものを購入しておくと、お二人のライフステージが上がっても、ずっと似合い続け、楽しみ続けることができます。

婚約指輪にはどんなデザインがある?

最もポピュラーな婚約指輪は、センターにダイヤモンドを一粒あしらった「ソリティアリング」です。
そのバリエーションとして、サイドやシャンク(腕=リングの輪の部分)にもダイヤモンドが煌めくものや、シャンクがカーブを描いているものなど、デザインのバリエーションは無限大です。
そして、もちろん見た目が好みであることも大切ですが、指輪選びの際にポイントにしていただきたいのが、つけ心地。
ご自身の指にフィットして最もここち良い指輪を見つけるために、ぜひ、気になるデザインをたくさん着けて試してみてください。

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CAFERINGが考える「婚約指輪」の価値

ダイヤモンドには鑑定機関によるカラット、カット、カラー、クラリティのグレードに応じた資産価値があります。しかし、婚約指輪の価値は、それだけではありません。

愛する人から贈られた、思いのこもったリングは、世界にたった一つの、かけがえのない存在です。
つけ心地が良く、デイリーなファッションにも馴染み、結婚指輪と重ねづけできるデザインの婚約指輪を選べば、日常のさまざまな場面で愛を確認し、幸福を実感することができることでしょう。

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