STORY 4 流れ星とダイヤモンド(Y.Mさん)

STORY 4

流れ星とダイヤモンド(Y.Mさん)

『結婚しよう。ずっと隣で笑っててね。』
まさかのプロポーズでした。
指輪の準備をしていたことなんて全く気づきませんでした。
後に彼から聞いたエピソードです。

私達は高校時代からの同級生です。
彼の初めての告白は9年前、それからはすれ違ってばかりいた私達。

2012年初夏、久々の再会がきっかけでお互いの想いを確信し、めでたく付き合うことができました。
散々すれ違ってこのタイミングで再会できたのも運命としか思えなかった。
友達期間も長いし、お互いのことはよく知っていたので、付き合い始めから結婚の事を意識していました。

私は去年末に長年勤めていた仕事を辞め、学生からの夢だったオーストラリアへ留学することに。
せっかくの機会なので、彼も長期休暇をとって私の留学終了後現地集合することになりました。

キャンピングカーを借りて、地図を片手に西オーストラリア1週間周遊の旅。
4日目の夕方、今回の旅の目的地であるエスペランスのLucky Bayというビーチにたどり着きました。ここは彼が大学生の頃、オーストラリアを一人旅した際に辿り着いたとても美しいビーチ。真っ白できめ細かく、歩くとキュッキュと音がでる鳴き砂。アクアマリンの様な青く透き通った海。どうしても私をここに連れて来たかったそうです。

ビーチのすぐ横に運良くキャンプサイトがあったので今晩はここで一泊することに。
シャンパンをあけて夕飯を食べていると、ひょっこり野生のカンガルーが出てきてまさかの来客に驚きました。人慣れしているようでなつっこくてかわいかったです。
ふと空を見上げると観たこともない満天の星空がひろがっていました。
そしてイスとふとんをもって天体鑑賞をしにビーチへ。

彼の膝の上に腰掛け、二人で布団にくるまりながらしばらく星空を眺めていました。
シャンパンで酔っぱらっていたのか彼の心臓がバクバクしていたのが伝わりました。
『一気飲みしすぎたんじゃないの??』

…あ!流れ星!
初めて2人で同じ流れ星をみれたことに私達は興奮していました。

だんだん体が冷えて来て、流れ星も観れたしそろそろ戻ろうかと提案したら
『もう一回だけ流れ星観たい!』
とやけに粘る彼。

『あー!キャッチ!!』

??

『手出して。』

??

私の左手をとって薬指に何か冷たいものが通る。

…えーーーーー!!??

それはどの星にも劣らない輝きを放っていました。

『結婚しよう。ずっと隣で笑っててね。』
まさかのプロポーズでした。
鼓動が高鳴っていたのは緊張からだったようです。

嬉しくて涙が溢れました。返事をすることも忘れてました。
照れくさくて『喜んでー!』と海に向かって叫びました。
今思えば少しかわい気のない返事だったかなと反省しています。

指輪の準備をしていたことなんて全く気づきませんでした。
後でエピソードを聞いてさらにびっくり。
この計画は私の留学が決まった時から始まっていたらしく、
ジュエリーのことは無知に近い彼は、私の仲良しの元同僚Nさんと連絡をとって相談していたそうです。
私はジュエリー関係の会社に勤めていたので、彼にとってはかなりプレッシャーだったと思います。

思い返せば、前に指輪の好みをさりげなくNさんに聞かれたことがありました。リングはまさに私の”好み”が詰まったデザインでした。
この約3ヶ月間、忙しい合間をぬってはネットや雑誌を利用して探してくれていたみたいです。
その中でcafe ringさんを知り、彼は一人で銀座に出向いたそうです。
お店に入るのにかなり勇気がいり、前を2〜3往復したそうですが。笑
対応してくださったスタッフのKさんはとても気さくで親身に相談にのってくれました。
他のお店も回りましたが、結局最初に観たcafe ringさんに勝るものはなく
4時間にもわたる商談の末この1点にきめたそうです。
その間も、Nさんは仕事で忙しいのにもかかわらずメールでやりとりしてくれたそうで。
KさんとNさん、そして彼にはとても感謝しています。
たくさんの想いと思い出が詰まったこのリング。
とても気に入ってます。
一生大切にします。

ありがとうございました。

流れ星とダイヤモンド
Shota Fujii